以下はGさんより頂いたメールを、ご本人の許可をもらって転載させて頂いています。途中途中に私からの回答を対話形式で記載させて頂きました。
はじめてメールさせていただきますGと申します。
今年の6月から動画やブログを見始めまして、 勉強させていただき、また楽し
みにしています。
はじめましてGさん、いつもご視聴をありがとうございます。励みになります。^^
特に445さんの独自手法は一見メンタルに影響しないようなロジ ックのように
見えますが、 今までのメンタルの課題を凝縮したような手法に感じます。そし
て時折トレード動画でも、 メンタル面の克服を感じさせるようなつぶやきが随
所に現れ、自分の中でもこの気持ち「わかる、わかる」 とつい納得してしまう
ことが多いです。
あのつぶやきに共感してくれて嬉しいです~。(それって、いいのか?わるいのか?w)
いろいろと気づきを与えて下さり、大変感謝しております。 ありがとうございます。
私自身、おそらく誰よりも「メンタル構築」に奮闘してきたタイプのトレーダーだと思っています。というのは、分析能力だけは人一倍高い自負がありまして、テクニカル分析はかなり早いうちに習得したにも関わらず、勝てない期間が4年もあったからなのです。「技術を磨けばメンタルなんて関係ない」と仰る方がいらっしゃいますが、私の場合、勝率の高い手法を確立しているにも関わらず、リアルタイムで動くチャート上では頭が猿に、つまりルールを守れないという、信じられない期間を何年も経験しました。「私、どれだけバカなの?」と、幾度も自己嫌悪に陥りましたが、プロトレーダーとしてのメンタル構築の必要性とそのやり方を知っていた分、ひたすらトレーニングに励んできたという経緯があります。
トレードを始めたのは2015年からですが、 テクニカル分析を本格的に勉強しは
じめたのが、2017年の10月からで、 本気で勉強するために無職で1年3ヶ月間勉
強してきました。
専業状態が1年と3か月ほどですね。きっと生活するための経済は確保した上でのことと思いますが、どこかのタイミングで仕事は持った方がよいと思います。その理由は下記の記事をお読み下さい。
今月12月になって、やっとトレードに変化が現れ、 12月10日の週は初めてトー
タルで毎日勝つことができました。そして最近になって、 ブログ記事のトレー
ド「サクサク大作戦」にあるような潜在意識が必死になって、 検索をかけ続け
ていることに気づきました。
つまり、「自分はどうして勝てないんだろう?ダメなんだろう?」という問いかけをしていたのですね。
当初は本格的に勉強しても、手法が悪いのか、 メンタルの問題かもよくわから
ない状態が続き、無職になってもうすぐ1年というところで、 インディケータ
ーや手法を全面的に見直しして、少しはマシになったのですが、 メンタル崩壊
でなかなかトータルでプラスになれませんでした。 そしてトレードルール違反
でSLをはずして負けたことをきっかけに、 11月にさらに環境認識を根本的に見
直しました。 そして12月に何とかトレードルールを確立することができ、 12月
は最初はマイナスでしたが、 最終的に少ないながらもプラスで終わることがで
きました。
おめでとうございます!間違いなく、諦めずに勉強を続けてきたGさんの努力の賜物です。技術とメンタルどちらが悪いのか?は、両方だったと言えます。「心」「資金管理」「技術」 の3つが、学校の評価法の感覚で言うなら、それぞれ偏差値65以上くらいになってやっと勝ち越せるようになるのがトレードだと思っています。
この11月での見直しから、 潜在意識がどんどん知識や手法的なものを欲しがる
ようになり、インプットした知識や手法に対して、 瞬時に無駄か有用かを判断
して、有用と判断した知識や手法をベースに検証していき、 トレードルールを
3週間ほどで確立できました。
トレーダーとしての成長は、最初のうちは目に見えません。しかも負け続けるわけですから、一見後退しているようにも感じてしまうでしょう。そこで止めてしまう人もいるわけで、Gさんはそれでもトレードが好きで諦めなかった。そして芽吹きを体験することが出来たわけです。ずっと大地の下で種は成長を続けていました。
今までの経験も少しは生きていると思いますが、 今まで1年以上もかけて何を
やっていたんだろうと思わざるをえないほどの見直しでした。 もちろんまだま
だ検証は必要です。
すべての経験に無駄はありません。むしろGさんは早い方だと思います。
そして、勝てるようになってもずっと勉強と検証はついて回ることになります。終わりはないですよ。
そんな時にトレード「サクサク大作戦」の記事を読んで、 このタイミングで読
むことがとても偶然にも思えませんでしたが、 自分の潜在意識が確かに心の中
に存在することを再認識できました。
情熱を傾けたもの、願いを強く込めたものに必要な情報は、ちょうど良いタイミングで飛び込んでくるものです。といいますか、おそらくトレードをやり始めた初期のころにも潜在意識系の記事などは周りにあったはずです。でもその頃は、そういうコトが重要であるとは考えもしない状態で、やってもやっても上手くいかないという辛酸をなめたからこそ、メンタルの問題に向き合おうと考えられたのではないでしょうか?その準備が整ったからこそ、私の記事が目についたというのが真相だと思います。
また12月11日には奇妙な体験もしました。 GBPUSDの戻り売りを狙っていたの
ですが、タイミング逃して、 エントリできずにただ眺めていたのですが、突然
相場から、「この1.25のオーダーを狙っている」 と潜在意識が感じ取りました。
しかしエントリするには遅かったので、 やはり眺めていたのですが、今度は
「ここから一気に落ちる」 とまた相場から潜在意識が感じ取りました。
ごめんなさい、水を差すようですが、それは潜在意識がというものではないと思います。インスピレーションという方が近いのですが、それでもないですね。
潜在意識がここまで確信みたいなものを持つので、 自然とショートのボタンを
クリックしました。すると、数秒ですとんと落ちて、 1分も掛からず、オーダ
ーラインまで届きました。1分足だと2本分ですが、 ポジション保持時間は1分
程度でした。そして、リカク。 わずか1分で40pip以上ありました。この不思議
な体験にただ呆然としていました。
厳しい言い方をするようですが、このエントリーポイントの割り出しにテクニカル的根拠がないのだとしたら「思い込み」です。もしくは「たまたま」です。
すでに何年も勝ち続けているトレーダーであるなら、「ゾーンに入った状態」の可能性がありますが、まだ道半ばのGさんにそれは「絶対」がつくほどありえないでしょう。根拠のない勝ちは、次の大損につながります。万が一この根拠のない勝ちが何度も続いてしまったら最悪です。その後に来るたった一回の逆行を受け入れることが出来なくなり、大きく資金を飛ばすことになるでしょう。
445さんはたまに潜在意識のことについて述べられていますが、 まさしく自分
が体験していて、ただ驚くばかりです。
繰り返し言いますが、たまたまですよ。
今でも潜在意識が何かを探し続けている感じも受けるのですが、 こういう場合
はどうしたらよいのでしょうか?
潜在意識が検索をかけているのは、トレードのことだけではありません。子供のころから現在までの願望・渇望・疑問など全てですから、もしGさんが頭で意識できる程度の問題を言っているのだとしたら、それもGさん都合の思い込みということになりますね。
後はトレードでの経験を積むしかないでしょうか?( 自分では経験不足は実感しています)
もしも良いアドバイスが頂けましたら幸いです。
私がアドバイスできることはただ一つ、「デモで勝てるようになるまで絶対にリアルトレードはやらないこと」です。練習でできないものが本番でできるわけがありません。
私のところに学びに来てくれている弟子たちには、「デモトレードで月間200pips以上を2ヶ月連続か、プラス収支6ヶ月連続を達成したらリアルに移行して良し」という制約を課しています。
それから大晦日の動画で、「一年の計は元旦にあり」 ということでチャートを
見るという行為ですが、こんな考え方があったのか、と早速、 自分も年越しで
チャートを見ることにしました。
自分はFXで人生を変えたいために必死になってここまで来たので 、
元旦にチャートを見て、その1年の決意を行動で示すには、とても
良いことだと思いました。
とにかく、チャートを見ない日など一日も作ってはいけないでしょうね。^^
最後ですが、あけましておめでとうございます。
来年もブログ・動画ともに楽しみにしていますので、 ぜひ頑張って下さい。 G
Gさんのトレードに対する熱意と決意はしっかりと伝わりました!博士号を取るより難しいのがトレードです。大学&大学院を卒業するくらいの期間と労力はいとわないくらいの心構えで臨んでください。
私もまだまだ修行中です、がんばります。本年もよろしくお願い致します。
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