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為替相場分析オタクのブログ

私の中には師匠と弟子がいました

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下に20pipsほどの窓開けスタートした週明けです。

動画収録時には、すでに窓埋め終了くらいの位置にいました。

レジスタンスになる重要な要素がいくつも重なっている場面で、Wトップからのショートポイントがあり、動画中で目標達成しています。

次のエントリーポイントまでは少し時間を必要としますが、すでに「ザ・ワールド」の基準も満たしたので、待機中です。

こうしてチャートを開いてすぐ、いくつもエントリーポイントを見出せるので、待つということがありません。

待つのも仕事といわれるトレードですが、待ちすぎるとメンタル負荷がかかりませんか?

その昔、私が初心者だったころ、なんと1時間足でエントリーしていた時期がありました。

いかんせん1時間足なので、数日エントリーポイントが来ないなんてざら。

やっと来たかと思ったらロスカット。もうメンタル崩しまくりでした。

それを取り返そうと、ルール無視のトレードを繰り返して、さらに傷口を広げることになり、自己嫌悪にさいなまれ、涙は出るし、ひどいときは吐き気をもよおすし、大声で叫んでしまったこともありました。

そんな私がどうやって変わることが出来たのか?

自分自身を徹底的に観察・分析したのです。

自分観察日記をつけました。つまり、トレード日記です。

どこでどんな感情になったのか?その時どう行動したのか?

ポジションを持つ前と持った後の違い等、事細かに記録してゆきました。

人間は毎日の食事の内容どころか、大失恋の記憶すら、感情として覚え続けることができません。

いやむしろ、つらい記憶など、忘れていかないと生き続けることが困難です。

人間として生まれたからにはそういうものなので、とにかく記録することが必須作業になってきます。

で、自分がどんな時におかしくなるのか?が分かったものの、それをどうしたら矯正できるのかが、次の問題です。

いくつかの段階があります。

まずは、「いつでもどこでもエントリーポイントを見つけられるほどに勉強をする」という考え方にシフトしました。

そうすれば、待ちすぎるという状況にはなりませんから、まずは環境を変える、という発想です。

それは、最初の1年半くらいで自分独自の手法(勝率90%)を編み出すほどに昇華出来ました。

が、しかし、自分が作った手法なのに、ポジションを持つと完全にはルールを守れないという、おかしな状態に陥っていました。

どうやら、ポジションを持つ前の自分と、持った後の自分は、全く別人らしいということに気が付きました。

もちろん、ポジションを持つ前の私は理性的で優秀なのに対して、後は、ただのビビりで欲深いバカ女でした。

これだけ人格が違うなら、いっそのこと、師匠と弟子の関係を作ってみようか?と考えました。

ポジションを持って迷いが生じた時、師匠である理性的な自分を目の前に登場させ、トレード指南をさせたのです。

もちろん、それは私の想像ですが、ちゃんと声を出して、一人二役を演じることにしたのです。

すると、恐れや欲に巻き込まれている自分を客観視することが出来、師匠になりきることで理性が戻ってきたではありませんか!

それからというもの、「困った時の師匠発動」により、安定した成績を出せるようになりました。

そんな状態を何年か続けていますと、いつしか弟子は師匠に追いつき、人格を分ける必要もなくなってきました。

実は、完全に師匠が出現しなくなったのは、つい先々月くらいからです。

それまではずっと、師匠に手伝ってもらっていました。(苦笑)

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