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ジョン・ボリンジャー氏の講演会感想文が出てきました!

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2012年2月18日(土)東京ドームのプリズムホールで行われた、講師ジョン・ボリンジャー氏による「ボリンジャーバンドの新パターン ボリンジャーバンドとストキャスティクス」をお送りします。(主に私の心の声)

その様子は4コマ漫画にも描きましたので、どうぞ。

ameblo.jp


要約しますと「ボリンジャーバンドにストキャスティクスを組み合わせて使うと、とっても便利だよ」という内容でした。

もともと、ボリンジャーバンドの算式はストキャスティクスの算式の応用だということで、ジョンはストキャス大好きのご様子です。これは初めて知りました。

「インジケーターを理解する為の手段は2つ、計算式の理解と検証です。とくに数学恐怖症であることは大きな問題で、インジケーターの算式を知っていることでインジケーターの使い方を誤らない。それが出来ない人は検証作業をすることしか残されてないでしょう」とまで言われ、講義の半分くらいは数学の時間でした。

ちなみに私は算数のレベルで苦手です。検証作業がんばります。

皆さんもご存知のように、オリジナルのボリンジャーバンドにはミドル&±2σしかありません。それゆえに、我々が学んで来たボリンジャーバンドほどの繊細さはないのです。

「レートは主にバンド上限から下限(±2σ)間を推移しているが、たまに抜けるときがあり、またバンド内に戻ったときなどの勢いを見る為にストキャスを併用するとよい」ということなんですが、

私のみならず、おそらく会場の皆さんも「1σと3σを出せばいいのに」と心の中でツッコミを入れていたことでしょう。

1σと3σは日本特有の基準です。

それはジョン自身も知っているはずなのですが、一切その件については触れませんでした。

軽く「日本では3σや1σという基準を使う文化もあるようですが、基本にもとり〜〜」くらい言って欲しかったです。

断固として亜流は認めないということでしょうかね? 

あと、ジョンのレクチャーの中で、今まで知識としては知っていたけれど、やっぱりそうなんだ!という情報が2点ありました。

ひとつは、「欧米人はEMAが好き」
ジョンもしきりにSMAではなく、EMAを推奨していました。

ふたつめ、「期間の選択世界基準は20」
我々は、21、25をメインに使用していますが、やはり欧米基準は20なんですね。メタトレーダーなどもデフォルトは20になっていますものね。ジョンも念を押すように20だと言っていました。

総論として、アド式を学んで来た私たちには、むしろレベルが下がってしまうテクニカルレクチャーだったというイメージです。
なにより、ボリンジャーバンドというよりは、ストキャスティクスの便利さを語る、といった趣旨だったと思います。

ジョン曰く、
「ストキャスティクスは、テクニカルインジケーターの中でもスイス軍ご用達ナイフなみの優れものだ!」

それは十得ナイフのことですか?

いやいやいや、ボリンジャーバンドだけで充分ですって。w

誰かジョンにボリンジャーバンドの使い方を教えてあげて下さい。(苦笑)

なんだかんだと書きましたが、ジョンがどんなにすっとぼけたオジサンだったとしましても、トレーダーとしての私はボリンジャーバンドで育ったことは間違えのないことです。尊敬の念、感謝の気持ちを直接お伝え出来たことは生涯思い出に残る素晴らしい経験となりました。(2012年02月21日 記)

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