「潜在意識の成長」って、階段を一段上がるような感覚です

2013-07-18

トレーニングを重ねていって、ある日突然ポンっと１段上がったような成長を体験したことはありませんか？

運動などは目に見えて筋肉がついていったり、持久力が延びたり、スピードが上がったりするので、努力中に変化がわかる分モチベーションを維持しやすいですが、トレーニング中まったく目に見えない成長もあります。

よく言われるのが、語学の習得です。
ある日突然、学んでいる外国語の会話が聴き取れるようになるというアレ。
つい昨日まではいまひとつ聴き取れなかったのに、いきなり本日解禁！的な理解ができるようになります。

今までなにげなく聴いていた洋楽の歌詞が、突然意味を持って耳に入ってくるようになったあの驚き。本当に不思議です。

それはきっと、言語は人間の性格や性質を満たしたり変えたりできる重要なツールなので、すぐに習得できるようなものではなく、ひたすら学びを進めることで潜在意識に蓄積され、それが積み上がって溢れた時に、ポンっと１つ上のステージに上がるんですね。

でもまだ語学の習得にはマイナスはついてこないので、飽きるという感情を克服出来ればなんとか続けられると思います。

しかし、ある種の成長には、努力中にマイナスが発生するものがあるのです。
あきらかな間違えを積み重ねてしまう己と直面するものがあるのです。

そうなってくると、「本当に自分は成長しているのだろうか？　このまま続けていいのだろうか？」という疑問が頭をもたげ、ましてやそのマイナスの事象が辛くなって投げ出してしまうこともあるでしょう。

お察しのとおり、トレードのことです。

トレードでは口座残高が目に見えて減る、という分かりやすいマイナスもついてきます。これは恐ろしい。（苦笑）

今はマイナスを被ってダメな自分のようでいても、毎日勤勉に続けることで確実に成長は積み上がっています。

どんなに時間がかかっても、何年かかっても、必ず空気を吸うようにそれを行える日が来ます。

あるとき突然、いきなり目の前のチャートが違って見えます。
騙し絵のもう１つの図柄を認識出来たときの、あの感覚です。
一度そう見えてしまえば、あとは容易く目線を切り替えられますよね。

ですから、その夢が破れるのは諦めた時だけです。