週末恒例のユロ円24時間分エントリーポイント割り出し動画は、急上昇のあった13日火曜日を選んでやってみました。
ショート1回の損切で上目線に切り替えられるので、基本的には大きく勝てる相場でした。
動画の最後3分で、トレーダーとしてこうあってほしいというお話をしていまして、大枠の概要としては、「ロスカット出来ない人は初心者にも入りません」という厳しい内容です。
ここ最近の大相場に、右往左往して往復ビンタをくらわされているトレーダーを見かけますが、そのほとんどが、損切が出来なくて、含み損を膨らませ、それに耐えられなくなったところで損切り、そしてドテンしてしまい、フル逆行、ループ。というパターンが多いですね。
トレードが上手いとか下手とかって、まずはトレードで常勝できている状態からの勝負になります。
- ロスカットが出来ることは、トレーダーとしての最低条件です。
- その上で、チャンスが来たら躊躇なくエントリーできること。
- 利食い目標をしっかり立てられること。
- 確率論に基づいた、ルール通りのトレードを繰り返せること。
そこから、より精度の高い分析が出来るようになること。
ルールを確立していて、躊躇なくエントリーでき、利食い目標を立てていても、ロスカットをしないのであれば、スタートラインにすら立てていないということになります。
私たち一般庶民の資金など、世界の経済強者の前には塵も同じです。
ロスカットこそが資金を守ってくれる唯一の安全弁であるのに、それを外しっぱなしでいられるというのは、命綱無しでグランドキャニオンの綱渡りに挑戦するようなものです。
PCの前では景色が違うからでしょうか?
即座に命は取られないからでしょうか?
資金の失い方によっては、生活が困窮し、精神を病み、命すら絶つ人もいるくらいですから、私は命にかかわるものだと考えています。
経済の安定が、人生において最もプライオリティの高い項目の一つです。(もう一つは健康だと考えています)
ビビり撤退、損切り貧乏の方がまだマシです。
自分の意志で、早期に損切りが出来るので、手の施しようがあるというものです。
逆指値を入れないことを当たり前のように話す人は、相場の餌、養分以外のなにものでもないでしょう。
例え何年か勝ち越すことが出来ていたとしても、たった1回の戻ってこない相場に遭遇したなら、全て失うことになります。
もし、今のあなたに、「ロスカットが出来ない時がある」という悩みがあるのなら、リアルトレードはまだ早いです。
まずはデモトレで、問題なく損切りが出来るようになってから、安定した成績を出せるようになってからで良くないですか?
グランドキャニオン綱渡りを、命綱なしでやるとか、練習無しでやるとか、私なら絶対に耐えられません。
せめて、ヘタくそで足が滑って落っこちても、「命綱のお陰でバンジージャンプを体験することになります」くらいの覚悟ならできますけどね。
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