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為替相場分析オタクのブログ

トレードにおける生活習慣病

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相場の世界に1年以上ガチでひたっている人なら頷けると思いますが、トレードは自分の性格と生活がダイレクトに反映されるものだという事実。

外部チェック機能がない世界

よく挙げられる例えとして車の運転があります。

交通ルール違反は、一般の善良な人でも簡単に犯しがちな法律違反です。「警察に見られていなければ」「ちょっとだけなら」という気持ちで、ついやってしまいがちです。それでも基本的には法は守る方向で運転をしていると思います。警察というチェック機能の存在があるからでもあり、自分自身が痛い思いをしたくもないし、交通ルールを守ることが車社会を円滑に機能させる方法だとも理解しているからです。

でも、たまになら。。。という悪魔のささやき。

警察という外部からのチェック機能があってもこうなのに、相場という自分一人きりの世界でこの習慣を引きずっていたらどうでしょう?

「逆指値を入れなくても戻ってくるから大丈夫」「ルール無視のエントリーをしてもなんとかなる」なんてやっていたら?

実生活とトレードは切り替えるから大丈夫とか思っていませんか? 切り替えがそんなに簡単なら、あなたはもう常勝しています。しないのはなぜか? それは切り替わらないからです。

一事が万事

例えば「物を大切にしない人」

職場で「食器は大切に扱いなさい」と叱られることにより、また、壊して弁償させられたくないために、食器は大切に扱うようになるかもしれません。しかし、それ以外のことは粗雑なままだったりします。「物を大切にしない」という本質を変えない限り、この人は次から次へとその本質に由来する問題を起こしてゆくことになります。これはあまりに仕事が出来ない人の例でしたが、一見職場では全てきちんとやるようでいて私生活が乱れている人も同じです。これは頭の良し悪しの差でしょうか、気を付ける範囲が少し広がっただけで「他人が見ていないところで素が出る」という現象は同じです。

繰り返し言います。トレードという仕事を執行する時そこに他人はいません。あなたの「素」がそのまま反映することになります。

ではそれを自覚し変えてゆくためにはどうしたらよいか? は次回に送ります。


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