約30分の保有で39.7pips獲得。
分析からエントリー、保有中、利食いのタイミング、何を考えているか絶え間なく言葉にしています。45分間どうぞお付き合いください。^^
売りゾーン買いゾーンではない所で反転されてしまったとき、当然自分が引いたゾーン指定の元を確認しなおします。しかし、そこに何も問題がない場合はどうするか?ということを解説しています。
話は飛びますが、前の記事に野口大介さんより「ノーカット版のトレード実況をお願いします」とのコメントがありました。つまり、チャートを開いてから手仕舞うまでの私の全思考を言葉にしてほしいとのこと。
分かりました、次の動画でやります!
ただし、昨今のドル円では3時間越えになりがちなので、うまいこと1時間以内で終えることが出来たらということでよろしいでしょうか? さすがにずっとしゃべり続けるのも辛いし、視聴者の皆さんにとっても間延びした駄動画になってしまいそうなので。^^
それでは今週もナイストレードを!
約1時間20分ほどのトレードで+51.3pipsの獲得でした。
生活環境が大きく変わったことからトレードを控えていましたが、かれこれ三週間も経ったので本日より再開しました。珍しくニューヨークタイム突入でのトレードですが凪相場でした。やりやすかったです。(苦笑)
時間の経過によって相場が変わってゆくことを敏感に読み取ることができるのは、横軸の基準をしっかりと持っているからです。縦軸のみの考え方ですと、この繊細さは出ないと思います。
トレードで勝つには縦軸(価格)の認識が最も重要ですが、繊細なトレードを行う(勝率を上げる)には、横軸(時間)の影響をきちんと考慮できるようになることが重要です。
週足レベルのフィボナッチ50%を抜けたら予想通りの大きな下落が起きました。現時点でまだ下落の勢いの方が強いですが、下には61.8%が待ち構えているということを念頭に置いてシナリオを組み立てなければなりません。
メンホーしてしまう一番大きな理由は、想定外の出来事が起きるからなので、あらゆるシナリオを作っておけば深刻な事態は避けられるはずです。
換言すれば、負けることをシナリオに組み込んでおけばロスカットは想定内なので、次の手を冷静に打てるということです。
現在の相場に限らず、相場が上に行くか下に行くかなど本当は誰にも分かりません。
ホーリーグレイル(Holy Grail)は無いということを知ることがホーリーグレイルそのものであるわけです。
スピリチュアル的な言い回しをするなら、「私はいない」「私そのものが全体である」と気づく。
私がいないのなら今の悩みは誰の悩み? 私の悩みではないから深刻さはどこかに消え、むしろ現状に冷静に対処できるようになる。起きている出来事は何も変わらないのに、主観が消えるとすべてがあるがまま。相場の動きもあるがまま。
よく言う「だまし」という表現はトレーダーの主観であって、チャートは現時点の相場の数値をあるがままに表しているだけなのです。
期待も恐怖もない、なにもない。その状態こそがホーリーグレイルだと気づく。感覚で捉えることが出来なくても、その気づきが起きたなら、もう大丈夫。^^
ナンバーズという宝くじがあります。
ナンバーズ3なら3桁の、ナンバーズ4なら4桁の数字を組み合わせたくじを1組200円で販売しています。
つい先日、私の別の仕事のクライアントが、このナンバーズ4を販売全日10組づつ買い続けて、およそ10年以上になるという話をしてくれました。
その10組の数字の組み合わせは一切変えることなく、1日も欠かすことなく淡々と買い続けているそうです。
1日2000円分ですから、週1万円、1ヶ月で4万円、1年で約50万円くらい。
けっこうな金額になってしまいますが、年平均1回は50~100万円が当たっているので、元は回収できているのだそうです。
1度も当たらない年もあるとのことなのに、途中一切のブレなく買い続けており、また、複数回当たった年でも有頂天になって買う枚数を増やすということもしていないわけです。資金管理も計算づくということになります。そして、余裕資金でやっているということ。日々の楽しみのひとつになっているそうです。
彼はこう言います。
「一度でも数字を変えたり、一日でも買わなかったりしたら、確率的に成立しないからね」
優位性を見出すことのできない宝くじですら、数字の固定と毎日の繰り返しで元金回収+αをはじき出すのですから、分析によって優位性を見い出すことのできるトレードにおいて稼げないはずがないと思いませんか?
実際のトレードは買った金額以上の損失を出すことのない宝くじと一緒にはできませんが、宝くじレベルにおいてこの買い方ができなければ、相場には向かないということでしょう。
ちなみに私は、博打的精神構造を排除するため、宝くじ系は一切買わないことにしています。^^