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為替相場分析オタクのブログ

雇用統計発表にのるかそるか?

本日は、トレード世界の祭典「米国雇用統計発表」時の派手な動きを利用したトレード法を公開したいと思います。

かれこれ2~3年前に1年ちょっとかけてリアルタイム検証をした結果、無敗でした。勝率100%ではありますが、私自身は不採用としました。その理由はこの動画の中で語っています。

自分マネジメント

「トレーダーという職業がこの世で最も難しい仕事」と言われるにはいくつかの理由がありますが、その中のひとつに「健康と環境にシビアに反応する」からというものがあります。

他の職業なら、多少体調が悪かろうが、引越などして環境が変化しようが、夫婦喧嘩をしようが、仕事を休むという選択肢はないはずです。いや、そんなコトで仕事を休むような人間はクビでしょうね。(苦笑)

ところが、トレーダーはそんな時に仕事をしちゃいけないのですよ!

確率論思考で淡々と同じ事を繰り返すことが正義であるトレードですから、トレーダー自身の身の上も「常」の状態でなくてはなりません。

体調が悪いので判断がおかしくなる、というのは想像がつきますね。

結婚など良い方向で環境が変わったとしても、浮き足立っている状態では淡々としたトレードは出来なくなります。

また、誰かと喧嘩した後などは、嫌な気分を引きずってトレードが荒れるのではなく、深層心理の「後悔」の念が「自分に罰を与える」という行動に誘導するので、トレードにおいては「損失を出す」という結果を迎えることになります。

それらの管理は第三者がしてくれるのではなく、ほかでもない自分自身でしなくてはなりません。

いやはや、実に難しい仕事です、本当に難しい。。。

というわけで昨日、長く続いたある環境が大きく変化しましたので、暫くトレードを控えることにいたしました。10日もしたら慣れると思いますので、それまではリアルタイムトレード以外の動画アップをしたいと思います。本日は文章のみにて。

 

相場分析におけるプライオリティNO.1は「売り買いゾーンの認識」

相場分析において最も重要なのは「売り買いゾーンの認識」、縦軸の考え方です。単なる水平線とは意味合いが違います。どの価格帯で売り買いの攻防に決着がついたか? ブロック(レンジ)から抜け出した切っ掛けはどの価格帯だったか? を認識できなければトレードは出来ないと思います。極端に言えば、この認識だけでトレードは出来ると思います。

次に重要視してるのが、三尊などの「転換の形の認識」。転換する売り買いゾーンと抜ける売り買いゾーンが分かるので、無駄なエントリーとロスカットを減らすことができます。トレーダー必須科目です。

3番目に、エントリーポイントを割り出す「手法」です。横軸の基準があるとトレードが繊細になります。私は12本の移動平均線の束とフィボナッチとファンラインを採用していますが、これは人それぞれでよいでしょう。

というわけで、前回の記事にコメントを下さったあこさんより、「売り買いゾーンの基準を教えてください」とのご質問がありましたので、今回の動画内でお答えさせて頂きました。また、【FX常勝チャート設定】シリーズを見て頂ければ毎回その作業をしておりますので、どうぞ過去動画のご視聴もよろしくお願い致します。

相場の世界にアマチュアはいない

トレードの世界で、「自分はまだまだプロじゃないんで」とか「素人の域を出ていませんから」と、謙遜なのか卑下なのか、一歩へりくだったようなことを言う人がいますが、トレードの世界にアマチュアってありましたっけ?

スポーツ選手で例えるとより分かりやすいかもしれません。プロとアマの差は、ギャラをもらっているかいないかですよね?

株でも為替でも先物でも、取引する商品はなんでもかまいませんが、お金を稼ぐため以外の選択肢がない世界ですから、プロフェッショナルしか存在していないことになります。

ちょっと下世話になりますが、「素人奥様専門店」とか「当店には素人しかおりません」と謳っている風俗店があり、その「素人」という言葉が醸し出すニュアンスに魅力を感じて利用する客がいますが、金銭がシステマチックに介在しているなら、それは立派なプロですって。(苦笑)

とはいえ、客を誘い込むためのカモフラージュとしての「素人」であるなら、それは稼ぐための「手法」の一つなので何ら問題はないのですが、トレードにおいてはトレーダー本人の自意識以外のなにものでもないから大問題なのです。

プロとして行うべきことなのに、自分をアマチュアだと意識上で固定してしまったら、ぜったいに勝てるわけがありません。

相場の世界の恐ろしさは、その覚悟のない人でも本気でやっている人たちと同じ土俵に、訓練も資格試験もなく乗ることが出来てしまうことです。

ここまで読んで、「なるほど確かにそうだ!これからは認識を改めよう」と思ってくれた方はOK。しかし、「まだ稼げていないから仕事とは言えない」という反論をお持ちの方にはこう助言したいです。

トレーダーは勤め人ではなく個人経営者なのだから、設備投資や先行投資だけの期間があっても、それは立派に仕事です。今や世界のamazon.comだって、初めの10年間は赤字経営でした。その期間もプロ仕事をたゆまなく続けたからこその現在です。

今はまだ負けていてもプロ意識を持っている人は将来の勝者予備軍ですが、アマチュア気分でトレードを行っている人は、アマチュアなのではなくて、証券会社とプロ意識を持っている5%の勝者の「餌」なのです。

相場の世界にアマチュアはありません。まずは「餌」から脱出してください。

 

複雑な相場環境の時こそアジアタイムがやり易い

昨日のアジアタイムのトレードです。

めずらしく、監視開始からエントリーポイントまで2時間もかかりました。最初のエントリーから保有時間は40分程度でしたので、約3時間のトレードです。

相場は下と言っているけれど、すぐ足元には週足レベルのfibo50%ゾーンがあったり、下窓開けからスタートしている月曜日なので、窓埋めの反転(上昇)がいつ始まるか? といった緊張感のある場面だったと思います。とはいえ動きが緩慢なアジアタイムなので、和やかに手仕舞うことが出来ました。だからアジアタイムが大好きです。これが動きの激しいロンドン・ニューヨークタイムだったら、いったいどんなことになっているやら?です。(苦笑)