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為替相場分析オタクのブログ

思考と感情のリンク

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前の記事に食指を動かされた方々からのコメントに反応して書いてみます。

まず、思考や感情がある日突然わいてきたのではなくて、「ある日突然、思考や感情は自分発信ではなく、どこからか湧いてくるもの、どこからか拾って来るものだと気が付いた」ということです。なんのことやら? ですよね。^^

思考

例えば、突然いいアイディアが浮かんだりするじゃないですか? それに対して、「お、それいけるかも!?」と頭の中で会話したことありませんか? 全部自分の頭の中のことなのに、まるで相対するものがいるかのごとく客観性が出来ているのです。確かに、今まで自分がそのことに関わってきたからこそ浮かんだアイディアかもしれません。でも、意思とは関係なく突然頭に浮かぶって、どうでしょうか? しかもそれに対して、客観的に評価を下している自分もいます。

人間は日に5万回ほどの思考をするようです。止めようと思ってもダラダラと流れてきます。つまり自分の意志などでは止められないものなのです。勝手に湧いてくるものです。いったいどこから? 分かっていることは、それは自分発信ではない、ということだけです。

私のこの手法が突然ひらめき降ってきた時、数名でSkype勉強会の最中でした。いきなり相場(チャート)がそのように見えたので、それをみんなにツラツラと喋りまくったのを覚えています。なのでその瞬間を見た(?)証人がいます。それまではまったく違う手法(ボリンジャーバンド使用)を学んでいましたので、ある日突然変わったということになります。

感情

そして、何かに怒りを感じたり悲しんだり、まるでその感情が自分そのもののようにふるまうけれど、それとは関係ない電話が入ったり、仕事で応対しなくてはならない時には、瞬時に笑顔と平常の声色を作ることができますよね? ということは、怒りや悲しみ(喜びもそうです)を感じている状態はその都度選択しているだけ、ということになります。中には深い悲しみに飲み込まれてそんな切り替えは出来ないという方もいるでしょうが、それはそういう表現を選択している、というだけです。できる人とできない人がいるというのが、この理論の根拠になります。

感情を選択しているのが自分だとするならば、その感情自体は自分ではないということに気がつくことが出来ます。どこからか湧いてくるものを拾っているのです。

トレードにおいて、ロスカットに対する感情も自分で選択できるわけです。現実、資金が減り、経済的被害を受けたのに楽しくなんかなれないだろうと思いがちですが、お金までなくした上に悲しい気分なんて嫌じゃないですか?w そんなに自分にムチ打たなくてもいいと思いませんか? 

観察

とはいえ、湧いてくるのは止められないので、それを一歩下がって、俯瞰して観察する癖をつけることで、その感情に振り回されづらくなくなってゆきます。

えてして人の感情と思考はリンクされており、いえ、わざわざリンクさせています。その証拠に、「ロスカットは資産を守ってくれる親友だ、ロスカットをするたび強くなれる」という考えとリンクさせれば、ロスカットは喜ばしいものになります。一般的に逆行が辛いというのも、私のように分割エントリーをしていると、「戻ってきてくれてありがとう」になるわけです。起きている事象に意味をつけているのは自分です。せっかく色々と選択できるのですから、良い方を選びましょうよ。どうして気分の悪くなる方を選ぶ必要がありましょうか?

楽観視ではない

1つお断りしておきますが、緊急事態を楽観視しろということではありませんよ。例えば、大きな災害に巻き込まれたとき、適切な行動を取れる人とはどんな心持ちの人でしょうか? 悲しみと恐怖に飲み込まれている人ではないのは分かりますよね。感情に振り回されずにいれば、事実を把握して適切な行動を取ることができます。そういうことを言っています。

相場ではダイレクトな命の危険はありませんが、一触即発瞬時の判断を要求される実に変動の激しい世界です。常に緊急事態なのだと認識しておかねばなりません。

音楽

そして最後に、私が作曲したヒーリング音楽集をYOUTUBEチャンネルとしてupしておりまして、445FX Channel - YouTubeでもおすすめチャンネルとしてリンクさせています。昨日の動画の終了画面にもリンクさせました。

www.youtube.com

心を安定させたい時にぜひお使いください。^^


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