445FX

為替相場分析オタクのブログ

トレーダーとして東日本大震災から学んだこと

友だち追加

本日3月11日は、東日本大震災から丸6年という日にあたります。亡くなられた方々のご冥福を、本日改めて祈念するわたくしです。そして未だ、約10万人の被災者の方々の生活が安定していらっしゃらないということです。国に対して、各自治体に対して、早急の改善をお願いしたいと思います。

そして本題に入らせて頂きます。

震災当日に私が覚悟したことを、6年経った今日、改めて書いておくことにします。

当然、震災当日のクロス円相場は乱高下しました。短期足の過去チャートを復元できなかったので、画像はドル円の日足チャートです。

当日は1.5円近く下げ、福島第一原発のメルトダウンの様相が分かるにつれ、4日かけてですが7円もの下落をしたかと思うと2週間で9円も上昇。そしてまた大下落。

f:id:baghdad-poo-chan:20170311195719j:plain

この日にハッと気づいてしまいました。

チャートを見れば、このような乱高下はいたるところに見つけることが出来ます。つまり、経済問題だけでなく世界中の災害・天変地異、戦争、これらが起きた事実がチャートに記されているのだということを、人間の生き死にがチャートに刻まれているのだということを。。。

他国のことはどこか遠くに感じていました。自国に起きて初めて気づけたのです。(阪神淡路大震災の時はまったくトレードに関わっていなかったので)

私はこの気づきを非常に重く受け止めました。

この日を境に、チャートの動きを見るときの気持ち、相場への取り組み方、心構えが大きく変わったことは言うまでもありません。