のつづきです。
トレードという作業は生活習慣がそのまま反映されるという性質を持っていることに納得してくださった方、いまひとつ理解しがたいけど信じてみようかなという方、お待たせしました。以前の記事に書いた生活習慣を正す事例がどのような効果を及ぼすかの詳細は以下です。
飲みすぎ食べすぎをやめる
暴飲暴食は欲望の制御が出来ないということです。相場の世界で欲望の制御が出来ないとどうなってしまうか解りますよね。
浮気をやめる
バレなければ大丈夫というルール違反をする癖があったら、トレードにおいては損切が出来なかったり、ルール無視の根拠のないエントリーをしてしまいます。また、罪悪感が伴うので、潜在意識はそんな自分を罰しようと心の在り方がダイレクトに出る相場で罰を受けさせます。つまり大損失を被ります。
ただしこの浮気という行為は複数の関係をNGとする環境の話で、一夫多妻、一妻多夫が認められている国民や時代であればトレードには影響しません。環境ありきのルール違反であり罪悪感の元と言えます。
例えば、パートナーに対しても愛人に対しても、最初から嘘をつかずに複数人との交際をすることを認めてもらうのなら、なんら問題はありません。
喧嘩はしない
喧嘩をして気分すっきりなんてことはないですよね。イライラして、そちらに気が行っている状態では十分なパフォーマンスは期待できません。その喧嘩に罪悪感が伴っていれば相場で罰を受けることにもなってしまいます。また、喧嘩が多い人は感情的に相手を自分の意見に従わせようとする心の癖が強いので、相場に沿うことも困難です。相場の動きが自分の意に反した時、カッとなり起こす行動は?
もしつい喧嘩をしてしまったら、まず先に問題解決してからトレードを行うくらいの余裕を持つことをお勧めします。
文字を丁寧に書くよう心がける
殴り書きをしても文字ですが、文字は他者とのコミュニケーションツールの一つです。他人が理解しやすく書くことを心がけるのが思いやりです。それは相場を丁寧に扱えるかどうか?に現れます。
服装に気を遣う
外出時ももちろんですが、パソコンの前でトレードをする時にも整った服装で取り組む気持ちが大切です。トレードは仕事である、ということを肝に銘じることが出来ます。
服装に気を使うということは、相手先や同行する者に対しても失礼のないようにするという思いやりでもありますので、文字を丁寧に書くのと通づるところがあります。
言葉遣いを正す
常にガチガチの丁寧語でという意味ではありません。大人として許容の範囲ってありますよね。
立ち居振る舞いをきちんとする=乱れたトレードを好まない という反射が出来上がります。
掃除をちゃんとする
身辺を奇麗に整えておけば自分自身も気分が良いし、チャートの準備を整える作業を当然のように行えるようになります。部屋が散らかっていて気にならない人は、大概いらぬインジケーターを外せずチャートもごちゃごちゃしていますね。分析に悩む羽目に陥りがちです。
それでは最後に、私445が実際に採用した生活習慣矯正システムをご紹介します。
445が実践した矯正メニュー
外出着に着替えてからトレードをする
勉強や検証作業中も服装を整えて取り組みました。寝ぼけ眼での慌てたトレードが無くなりました。仕事であるという意識が高まりました。
交通ルールを厳密に守る
ルールを厳守するのは当然として、特に黄色信号の扱いを繊細に行うようにしました。黄色信号だとついアクセルを踏みがちだったのですが、黄色で減速&停止を心がけるようにしたらトレード上での飛びつきが無くなりました。また、急がば回れのルート走行を心がけるようにしたら、近道をしようとして結局時間の浪費をしてしまう「ちょっと稼いでやろうエントリー」が無くなりました。
郵便ポストを毎日確認する
それまでは2週間くらい平気でポストを開けない人だったのです。おかげで郵送で来たお知らせ等の処理が後手後手に回りがちでした。そういう習慣がトレードにも出ていることに気がつき、ポストの確認をまめにするようにしたらトレードにおいても改善されました。
というわけで、トレーダーも十人十色。自分に必要な矯正メニューをみつけてください!
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