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為替相場分析オタクのブログ

絶対に読んでおくべきトレード本を「聴いてほしい」

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私が初心者のころ、というか、FXを薦められた一番最初にニールさんから「トレード関係の本は『ゾーン』と『デイトレード』だけ読めばいいです」と言われました、また「5回以上は読んだ方がいいです」とも。

トレーダーを志す者なら誰でも知っている、知らねばもぐりの超有名2大書籍。

『ゾーン』マーク・ダグラス/著

『デイトレード』オリバー・ベレス&グレッグ・カプラ/著

まずは愚直にこの2冊を購入して読みました。気になるところは蛍光ペンで線を引き、付箋を貼り、5回どころか10回以上は読んだと思います。

トレード界で最も有名でありロングセラーとなっているこの2冊の共通点は、トレーダー心理学を説いているところです。正確には、『デイトレード』はデイトレーダーとしての心構えパートのみが訳されており、原文の全訳ではありません。訳者もトレーダーで、彼曰く最も多くの人に知ってもらいたいのはトレード心理学だというわけです。つまり、トレーダーとしてのメンタル構築がいかに重要かを訴えているのですね。

私としては好奇心もあるしもっと多くを知りたいという欲求から、とうぜん他の関係書籍も読み漁りましたが、この2冊を凌駕するものは果たして1冊だけ見つかりました。

『規律とトレーダー』

マーク・ダグラスが『ゾーン』以前に書いたものです。日本では『ゾーン』のヒット後に出版されました。それはきっと、難解と言われている『ゾーン』よりさらにマニアックだからでしょう。宇宙の真理、時間の概念という次元にまで話が及ぶ下りがあり、非常にスピリチュアルな方面に傾倒しています。『ゾーン』はその辺のニュアンスを薄めているので、一般受けしやすいように思います。(マーク・ダグラス自身がその反省を踏まえて書いたのでしょうね)私にとっては『規律とトレーダー』が一番のお気に入りとなりました。

そしてここからが本題です。『ゾーン』と『規律とトレーダー』はオーディオ文庫にもなっており、それぞれを50回以上は聴きました。車の中、電車の中、歩きながら、寝付く前に、しょっちゅういています。つまんで聴いた分を含めると100回どころではないと思います。つねにつねにこれらの書籍にふれています。もちろん今でも時折聴いています。

目から入ってくる文字情報以上に記憶に定着しやすいのは耳からの音声情報です。(一番はやはり映像と音声のコンビ)

本より手軽な分、潜在意識に刷り込まれるスピードも数倍早くなります。

『デイトレード』は残念ながら市販ではオーディオ素材になっていませんので、自分で全部を朗読して聴くというのも手です。これもかなり良い学習方法だと思います。(学生時代、教科書をまるまる朗読録音して繰り返し聴いて丸暗記しました)

トレーダーとしてのメンタル構築のキモは、「潜在意識レベルで反射になるほど繰り返すこと」なので、テクニカルしかり、トレード心理学の学びもヒマを惜しんでやってほしいと思います。得られる成功の大きさを考えれば、このくらいの労力は惜しむ理由がみつかりません。いや、好きなこと楽しいことを追求した結果がこれなんですけどね。^^


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