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為替相場分析オタクのブログ

宝くじと確率論

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ナンバーズという宝くじがあります。

ナンバーズ3なら3桁の、ナンバーズ4なら4桁の数字を組み合わせたくじを1組200円で販売しています。

つい先日、私の別の仕事のクライアントが、このナンバーズ4を販売全日10組づつ買い続けて、およそ10年以上になるという話をしてくれました。

その10組の数字の組み合わせは一切変えることなく、1日も欠かすことなく淡々と買い続けているそうです。

1日2000円分ですから、週1万円、1ヶ月で4万円、1年で約50万円くらい。

けっこうな金額になってしまいますが、年平均1回は50~100万円が当たっているので、元は回収できているのだそうです。

1度も当たらない年もあるとのことなのに、途中一切のブレなく買い続けており、また、複数回当たった年でも有頂天になって買う枚数を増やすということもしていないわけです。資金管理も計算づくということになります。そして、余裕資金でやっているということ。日々の楽しみのひとつになっているそうです。

彼はこう言います。

「一度でも数字を変えたり、一日でも買わなかったりしたら、確率的に成立しないからね」

優位性を見出すことのできない宝くじですら、数字の固定と毎日の繰り返しで元金回収+αをはじき出すのですから、分析によって優位性を見い出すことのできるトレードにおいて稼げないはずがないと思いませんか?

実際のトレードは買った金額以上の損失を出すことのない宝くじと一緒にはできませんが、宝くじレベルにおいてこの買い方ができなければ、相場には向かないということでしょう。

ちなみに私は、博打的精神構造を排除するため、宝くじ系は一切買わないことにしています。^^


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