445FX

為替相場分析オタクのブログ

トレード必勝法「自分のことは自分が一番知っている」

兼業トレーダーの私は、実質パソコンの前に居られないことが多いです。

スマホで分析できるタイプではないので、外ではムリ。どうしても大画面モニターのデスクトップパソコンが必要です。居ることが出来ても、別の作業(仕事)をしている時は片手間にトレードをすることができません。

例えそのトレードが30分で終わってしまったとしても、それは結果論であって、2〜3時間は余裕がないと落ち着いたトレードは出来ません。もとい、勝てません。

よって、トレードの為だけにPCの前で2〜3時間は確実に時間が取れるときにしかトレードはやりません。

それから更に、環境の変化やトラブルが起きたとき、アルコールが入っているとき、体調が悪いときは避けます。良い結果を生みません。

なので週に3日もトレードが出来れば良い方です。

でも、チャートの監視や勉強は欠かしたことがありません。毎日相場に向かっています。一応プロですから。^^

そして去年の10月末から、録画ではありますが、自分の生のトレードをYOUTUBE配信しはじめました。

445FX Channel

やった日は全公開しています。つまり、今の私のトレードは、個人の中で完結させるものではなくなっています。

「動画公開なんかしたらメンタルがおかしくなりませんか?」とトレーダー仲間に言われたことがありますが、私はならないです。^^

自分の性格をよく分かっているので、人様に公開することが良い方に作用するのが目に見えていたので始めました。

相場環境認識とエントリーポイント&イグジットポイントを言葉にして、画面の向こうの人達に自分の頭の中をさらけ出します。終わったチャートに後付けの解説ばかりでは信じてもらえないでしょう?

また、その時の気持ち、心境なども言葉にしています。実はここが最大のポイント!

私が常勝できるようになったのは、己の心の動きを観察しつくしたからです。

それなりの年数トレードの勉強をして来たならば、分析能力はほどほどにあるはずですから、あとはそれを行う心の動きと向き合うだけです。

心や思考は見えません。その時々は覚えているかもしれませんが、文章として書き留めたり録音でもしておかないと、流れて行ってしまうものです。

記録に残して、自分が行うトレードのいったいどの部分でどんな感情が湧いて来たのか?の関連性の統計を取るのです。検証をするのです。

そうするとパターンが見えて来ます。ハッキリと見えて来ます。それが分かったなら、あとは対応策を考えればいいだけです。

例えば私なら、「待つのが嫌い」ということに気が付きました。

約6年前、初心者の頃は1時間足でトレードしていたことがありました。検証結果上では、その方法でやり続ければ勝ち越せる予定です。勝率8割。

とはいえ1時間足の手法なので、丸一日パソコン前に張りついていてエントリーチャンスが来ない日もあるのです。そしてやっと訪れたエントリーが敗2割に終わった時の悔しさったらメンホーものでした。

「この長く待ち続けるというのが精神衛生上よろしくない」と気づき、「ではどうしたら待たないで済むか?」と考えましたところ、「どこでもエントリーポイントが見つけられるほどに勉強すればよいだけ」ということになり、今のスタイルに落ち着いたのはそれから間もなくでした。

また、「含み損が辛い」という感情によって、無駄なロスカットやチキン利食いをしてしまいがちでした。(多くの人がそうだと思います)それを、「含み損が嬉しい」に変えるにはいかがしたものか?と作戦を練ったわけです。

その結果考えついたのは、「分割エントリー」です。

私の動画をご視聴下さっている方にはお馴染みですが、自分が入れられるLotを6分割くらいして各々のエントリーポイントに入れてゆきます。玉を入れるほどに利益が増す仕組みなので、何度も何度も戻って来られた方が玉を増せるので「嬉しい」のです。戻るどころか、多少含み損を抱えるくらいの方が条件の良い所で増玉が出来ます。

ダメな時は、1〜2個の玉を入れた辺りで大逆行するでしょうから、そんなに手痛い損失にはなりません。

そうすると、「含み損が辛い」という条件反射的感情から起こる脳の爬虫類化がなくなります。つねに平常心で相場を見ることが出来るので、ミスは激減します。

性格や生活習慣は十人十色です。自分のことは自分が一番良く知っているのですから、自己に問いかける作業を日々組み込んでください。書いて下さい、録音して下さい。トレードが激変しますよ!

 

トレンドフォローからレンジ戦略に切り替えて+41.8pips獲得(ドル円)

昨日のアジアタイム2時間ほどのトレードです。

フィボナッチの基準でトレンドフォローからレンジ戦略に切り替えてゆく理論展開をお話しています。

短期足のフィボナッチの50%がフェイクであるということを力説していますので、フィボナッチをご活用の方はぜひご視聴ください。また、ご意見などありましたら、よろしくお願いいたします。

最終的に玉を6つまで持って、41.8pips獲得しました。

スキャルのつもりが結局デイトレになってしまったトレード

昨日のアジアタイムのトレードですが、はじめはスキャルのつもりでやり始めたのに、結局ポジションの保有3時間近くしていました。

エントリーしたとたん、あまりの凪相場にハマってしまい、弱っている私の様子がわかるように編集しました。(汗)

とはいえ、+84.7pips獲得できました。

 

FX常勝するためのチャート設定動画(ドル円)

現在は大きなレンジの中にいるので、売り買いの価格帯ゾーンや水平線の引き直しがとても楽な場面にいますが、毎週末にこのチャートを整える作業をすることが、とても良い頭の整理になります。

悪意の第三者に勝手に自分の口座でトレードされたらどうする?

唐突ですが、今回は「サイバー攻撃」について書いてみようと思います。

まず、サイバー攻撃と言っても目的の違いや仕掛けている犯人(グループ)も様々です。それらを大きくカテゴライズしますと、

「愉快犯」

「国家(間戦争)」

「テロリスト」

「窃盗犯」

「誘拐犯」

と、このようになると私は認識しております。

各々の解説は以下です。

「愉快犯」ハッカー、クラッカーと呼ばれる個人が、国や企業など大きな機関のシステムに入り込み、悪戯及び破壊をし、己の技術力の高さを見せつけてほくそ笑むことが目的。昨今で有名なのはアノニマスと呼ばれる匿名のハクティビスト集団の存在でしょう。ハクティビストとは、ハッカー(サイバー技術者)とアクティビスト(積極行動主義者)を融合させた名称です。

「国家(間戦争)」国家が国益のために目標とする相手国の情報収集や様々なシステムを改ざんしたり機能停止させるなどを行う行為。現在、サイバー領域においては国土領土など曖昧にできる部分が多すぎるため、国際法で裁くことが非常に難しい。例えば、中国が行っている、世論戦・心理戦・法律戦というソフトパワーを使って自国の思惑を他国に浸透させてゆく「三戦」。また、ロシアはエストニアやグルジアで地上戦と共に高い技術のサイバー戦を繰り広げていますが、「それは正規軍の仕業ではない、正規軍としてのサイバー軍は持っていない」と主張しています。つまり、愛国有志の一般人の仕業ということになるので国際法で裁けないのです。

「テロリスト」ISなどの原理主義者が行うジハードと称する攻撃は、サイバー領域でもいかんなく行われています。前述のアノニマスや国家間戦争も内包するのかもしれませんが、インフラの無効化など「国ではない有志グループの行う直接人命にかかわるサイバー攻撃」という意味でカテゴライズしました。

「窃盗犯」銀行も企業も個人も、資金を全て現金化して保有しているわけではありません。口座の中に電子数値として保存されているものが殆どだと言ってもよいでしょう。ですからサイバー窃盗犯(団)は、情報やプログラムだけでなく、金も盗んでゆきます。世界のGDPの1~2%は盗まれているといわれているほど深刻です。見れば一目で気づくような金額をごっそりいくパターンもあれば、何百万人分の口座からわずか10円づつ抜き取るパターンまで様々です。

「誘拐犯」例えば、サイトやメールなどにウィルスを添付して、PCをロックさせたりデータを全て暗号化させてしまうというのがこの手合いのポピュラーなやり口です。そして脅迫状を送ります。「このシステムを復旧させたくば金をよこせ」と。 専門的にはこの手のサイバー攻撃を「Ransomwareランサムウェア」と呼んでいます。Ransom(身代金)です。

 

パソコンでお金の取引をする私たちトレーダーにとって、サイバー攻撃は対岸の火ではなく、明日は我が身の出来事です。

自分の証券会社の口座に侵入され、勝手に取引されて資金を減らされてしまう

なんてこともあるのです。悪夢です。

いやこれは、ハッキング能力がなくても、悪意の第三者に口座番号と暗証番号を知られてしまえばありうることなのですよ。いや、証券会社自体が約定をずらしたり操作してくるのもサイバー攻撃だと思うがいかに?(苦笑)